金沢いやさか米だより H27.9月

岐阜県高山の特産「すくなかぼちゃ」と同じ、へちまのようなかぼちゃを作っています。長さ40~50cm! 3月まで長持ちし、皮が薄く、ホクホクで甘く、ポタージュから煮物まで何にでも使える便利なかぼちゃです!
8月に異常な晴天が続いたと思ったら、今度は異常な雨です・・・梅雨のようです。周囲では稲刈りのタイミングに苦労しているようです。中井家では9月下旬から稲刈りが始まるのでまだ大丈夫ですが、この天候が続くようだとちょっと困りますね。
最低気温が18℃まで下がるようになり、朝露が毎日つくようになりました。緑葉の上に輝く朝露は爽やかですが、実は稲刈りには邪魔者です。水に濡れると稲刈りは出来ません。作業中に雨が降ってくると急遽中止します。弱い雨でも続きそうならば仕事を止める事があります。籾や稲の葉が濡れるとコンバインの中でくっついて詰まるからです。実に簡単に詰まり、壊れます。大抵、時間が経てば暖かくなってきて風でも吹けばすぐ乾いてくれますが、風も無い蒸し蒸ししてる日などなかなか乾かず困る事があります。長い棒で稲をはたいて水滴を落としたりします。
なかなか晴れないため、コシヒカリを栽培しているご近所のお爺さんは9月最初の週にもう刈っていました。コシヒカリは中生なので、刈るにはまだ早い時期だったのですが、晴れ間が週に1日あるかないかの状況では刈らざるを得なかったんでしょうね。
稲刈りが早すぎると青い未熟米が増え、遅すぎると精米時に割れやすくなり、両方とも味が落ちて美味しくありません。私の素人目には稲穂はいつも同じように見えますが、野菜と同じように収獲のタイミングがあるんですね! 結構、日本のあちこちで天候がかなり違ったようです。皆様のところではいかがだったでしょうか。