クロスター・エーバーバッハ シュタインベルガー カビネット
Kloster Eberbach Steinberger 2005 Riesling Kabinett
エーバーバッハとは、キリスト教修道会ベネディクト派から独立したシトー派*1がドイツのラインガウ地区に建設した修道院で、これに隣接する畑がシュタインベルク。
カビネットはQmP(ドイツの肩書き付き上質酒群)の最も下のクラスで、軽目だと言われるが、シュタインベルガーのカビネットは十分甘く濃い味がする。でもリースリング特有のリンゴ酸の爽やかな酸味のおかげで繊細で上品な味わい。冷やすととてもグッド。アルコール度も8%と低いので、あっという間になくなってしまうのが欠点。
*1:自分達でブドウ畑を開墾する禁欲的な道を選んだ。シトー派修道僧の平均寿命は28年である。ベネディクト派のブドウ畑は主に寄進によって増えた。